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交通事故とは突然起きるもので、予見する事はほぼ皆無ですし、安全運転を心がけていても起きないという保証はありません。交通事故は自分に非がなくても誰にでも起こりうる事なのです。しかし、いざ自分の身に降りかかったとき、とんでもなくつらいものなのです。
この記事では、交通事故のケガや治療についてどんな症状があるのか詳しく解説したいと思います。
交通事故のつらい症状は、悩まずに相談してください!
MRIやレントゲンで検査したけれど、「異常なし」と言われたけれど、実はその後の症状が改善されることなく長期的に苦しんでいる方は非常に多いのが交通事故の事後に多い事です。
交通事故当初はあまり痛くなかったので軽く見ていた。と考える人は多いです。
・交通事故後にMRIやレントゲン撮影をしたが異常がないと診察された我慢していた
・整形外科病院以外で見てもらえる事を知らずに我慢していた
・自然に治ると思って我慢していた
このように我慢する声は非常に多く、交通事故によるむち打ち症で我慢される方は多いですし、実際問題後遺症が残ってしまう方が後を絶たないのです。
むち打ち症は安易に考えてはいけません。その時は軽い症状でも、交通事故後しばらくしてから突然発症するケースも多いのです。
・普通に生活していたら突然激痛が襲い掛かってきた
・以前より肩・腰が凝りやすくつらい
・雨の日や気圧の低い日にいたるところがズキズキと痛む
・以前と比べて疲れやすくなった
といった症状を訴える事があります。このような症状は交通事故の1~3か月後ぐらいにやってくれる事が多く、人によっては突然発症する事があるのです。だからこそ交通事故後はしっかりとした治療をしなければなりません。
交通事故の症状は1つ2つだけではありません。むち打ちのほかにも様々な症状があり、根本治療を行わないと後々の生活に支障をきたします。
施術期間は個人差がありますが、やはり通常のケガと比べても症状が重くなる事が多く、長く続く可能性がありますので、1~3ヵ月はしっかりと加療することをお勧めしています。
施術後も痛みや不調が続く場合には医師による定期健診を行いながら、もう1~2ヵ月加療するのが良いでしょう。
また整形外科による定期健診は施術継続にあたり現在の状況を医学的根拠の支店から証明するために必須ですので、信頼ができる整形外科を探しましょう。
交通事故の衝撃により、首が意図しない動作を無理に動かされる事によって、頸椎の関節・筋肉・靭帯・神経や血管など様々な個所が損傷します。
衝突の種類は正面、側面、後部から多方向ですが、いずれの衝突も重い頭を支える首が無理にしなり頸椎の関節が損傷を受けます。
症状を感じる場合は、早急に治療を受ける必要があります。事故から遅くても数時間から翌日には症状が現れます。人によっては数日後から感じる人もいます。つまり、いつどのようにはっきり発症するのかは、個人差があるのです。
事故直後の2週間は、むち打ちの症状がいつ出てもおかしくありません。特に交通事故などでむち打ちが起きた場合、事故直後はパニックになる事が多く、興奮状態になっているため痛みをあまり感じない可能性があるのです。1日2日経過すると症状が出てくるのはそのパターンが多く、事故後の体の痛みや体調の変化に気を遣い不調や痛みがある場合は早急に医療機関を受診しましょう。
もっとも多い症状はうなじの痛みや熱感、頭重、肩こり、首肩の運動痛、(首や肩を動作すると出てくる痛み)、筋緊張、違和感、背中のハリ・痛み、頭痛、めまい、かすみ目、耳鳴り、難聴、腰痛、その他に打撲、肉離れなども影響してきます。
【頸椎捻挫型】
首・肩が痛み、動かした際に動かしにくいといった症状や寝違いや肩こりに似た症状を示すタイプで、頸椎捻挫の8割はこのタイプとされています。
頸椎捻挫のタイプは、レントゲンでは映らない筋肉・靭帯・神経などが損傷しているので、特に医師から「骨には異常がありません」と言われても、患者様からすると非常に辛い症状で悩む事が多いです。
整形外科では、検査を行い、それに投薬、注射などの治療はしてくれますがこのタイプですととくに問題はないと診察される事が多く、接骨院での施術を行うほうが有効とされています。
整形外科と違い、実際は痛む患部を固定したり、凝っている患部にマッサージやストレッチ・温熱療法をし、血行を良くすることで早期の症状回復を行います。整形外科では痛み止めや電気治療をしてくれないと不満がある場合は接骨院での通院が改善の近道です。
【神経根型】
このタイプの症状は首の痛み、腕や手にかけて感じる知覚異常を主としています。この症状を強く感じるときは、首を回すように動かしたり、咳やくしゃみの反動による場合が多いです。人によっては、顔面や後頭部の痛み、帽子を被っている際に感じるような顔の違和感などです。
【脊髄型】
このタイプは首よりも比較的に下肢に症状を感じるタイプといえます。脚にしびれの感覚や知覚異常などの症状が現れてきます。他にも歩きづらさを感じることや便や尿が排泄しにくくなったりすることも見受けられます。この症状は脊髄が損傷されることにより起こります。この症状が現れた場合には必ず医師に相談してください。
【バレ・リュー型】
後頭部や首の痛みと共に、めまい、耳鳴り、疲れ目、顔、腕、喉の知覚異常、声がれ、飲みにくい、胸が締めつられるような感じなどの症状を伴うタイプです。これらの症状は交感神経の働きが異常になったためのものです。
実際、1つだけっていう事は少なく、複合型が発症するケースも多々あります。
有名な症状としては、頸椎ヘルニア、背中が痺れ、気圧の影響とされる首肩痛などの症状が出る事があります。交通事故の因果関係の症状なのかが不明な時は交通事故専門の医師または接骨院の先生に尋ねるのが良いです。
交通事故に見舞われると、その衝撃により首に損傷を受けてしまうことが多々あります。
衝撃の度合いにより、首の筋肉や靭帯のみならず、神経(脊髄や神経根)も損傷を受けることがあります。
一般的に首の損傷に関しては、症状に基づいて、以下の3つのタイプに分類されていると言われています。
①頚椎捻挫型
②神経根症型
③脊髄症(脊髄損傷)型
今回は、「③脊髄症(脊髄損傷)型」の診断の際のポイントや症状の特徴及び治療方法についての概要について述べていきます。
脊髄は、脳から連続している中枢神経であり、人体の中心部では背骨の中の空間(脊柱管と呼ばれる)に保護されるような形で存在しています。背骨は脊椎ともよばれ、頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙椎(5個の骨が癒合)、尾骨(3-5個が癒合)で構成されており、これらがヒトの身体の支柱となっています。中枢神経である脊髄は、頚椎から第1腰椎の高さまで存在し、その下方には末梢神経である馬尾神経が存在しています。
脊髄実質が損傷することにより、痛みやしびれなどの症状や四肢・体幹の運動障害、膀胱・直腸障害などが発症する状態のことを指します。
損傷の度合いにより、完全損傷と不全損傷に分類されます。
(1)完全損傷
完全な四肢麻痺の状態を指します。多くの場合は骨折や脱臼を伴うことが多いです。
(2)不全損傷
脊髄横断面における損傷部位により、以下のように分類されます。
中心性損傷型
脊髄の中心部(灰白質)が衝撃により損傷されて、上肢の麻痺や手の痛みなどが主症状として現れます。3つの中でも最も多いタイプとされています。
半側損傷型(ブラウンセカール)
脊髄の半側が損傷し、損傷側には運動障害と深部知覚障害が、反対側には表在知覚障害が現れます。このタイプでは交通外傷ではあまり起こる事ないとされています。
横断性損傷型
脊髄全体が損傷されて、不全麻痺を起こします。このタイプはそもそもあまり発症しないと言われています。
脊髄症(脊髄損傷)の診断の際のポイントとしては、
が挙げられます。
この症状は主に上肢の運動障害(筋力の低下、巧緻運動障害)や知覚障害などが現れます。
完全麻痺においては、損傷した髄節(脊髄は31の分節に分かれていますが支配している筋肉を動かすことが不可能になります。
歩行障害(完全麻痺では歩行不能)や知覚障害などの症状が現れます。
失禁や尿閉、便秘といった症状が現れます。
治療については保存療法と手術療法の2種類があり、骨や椎間板の損傷、もしくは脊髄の圧迫が明確に見られる場合は手術療法が行われます。
急性期と異なり、骨に損傷が見られず、脊髄の圧迫も生じていない場合には、保存療法が用いられます。それと同時に運動療法を中心のリハビリも実施されていきます。
四肢麻痺の場合には運動療法中心となり、リハビリが実施されていきます。また、不全麻痺の場合では、社会復帰を見据えた生活指導なども実施されます。
交通事故に遭遇するとその衝突の衝撃で、首に損傷を受けてしまう場合があります。
衝撃の程度によっては、首の筋肉や靭帯のみならず、神経(脊髄や神経根)も損傷を受けるケースがあります。
一般的に首の損傷に関しては、症状に基づいて、以下の3つのタイプに分類されると言われています。
①頚椎捻挫型
②神経根症型
③脊髄症(脊髄損傷)型
今回は、「②神経根症型」の診断の際のポイントや症状の特徴及び治療方法についての概要について述べていきます。
神経根症とは、首から手先までつながっている神経根が圧迫されることで腕や手先に痛みやしびれなどの症状が表れる病気のことをいいます。椎間板ヘルニアに圧迫されることや頸椎の過度な動きにより損傷します。
診断をする際のポイントとしては、
①肩・上肢に他覚的な神経症状の存在、②神経根症状誘発テストによる症状の再現性
が挙げられます。
A 障害された神経根が支配している筋萎縮や筋力低下。
B 障害された神経根の支配領域内に一致して現れてくる自発痛や放散痛、知覚障害(知覚脱失、知覚鈍麻)(デルマトーム)など。
C 障害された神経根が関与している上肢腱反射の異常(減弱や消失)。
主流のテストとしては、スパーリングテスト、ジャクソンテストと呼ばれるものがあります。いずれにしても椎間孔が狭くなるように神経根の圧迫を強くする方法です。
第2~4頚神経の障害の場合は、後頭部や頚部後側面、上背部を中心に症状が現れます。第5~8頚神経の場合は、肩や腕、手や指に症状が主に現れます。
肩や上肢のしびれ、脱力感や重苦感、手の冷感などの自律神経による症状が障害を受けた神経により現れます。
基本的に頚椎捻挫の治療と同様の方法がとられます。レントゲンを撮った際に異常が見られ、それ以前に行われていた治療では症状の改善が見られない場合は、CTやMRI、筋電図検査等が実施されます。また、椎間板ヘルニアによる神経根圧迫が見受けられ、保存療法に反応が見られないときは、手術療法が実施されるケースもあります。
急性期において手術療法が実施されなかった場合は、保存療法により経過観察が行われます。検査によって障害の個所と症状の再現性を把握し、それと同時にステロイド剤と局所麻酔剤を用いて神経根ブロックが実施されます。また、頚椎牽引や投薬等が併用されて神経根周囲の圧迫状況を軽減させるよう促します。
手術療法が実施されず、さらに症状が続く場合では、保存療法で経過観察が行われます。症状が悪化した際には、CTやMRI、筋電図検査等で再検査が実施されます。
交通事故による衝突の衝撃で、首に損傷を受けてしまう場合があります。首の損傷によって生じる疾患に関しては主に、「頚椎捻挫型」、「神経根症型」、「脊髄症(脊髄損傷)型」の3つのケースがあるといわれています。この他にも、耳、心臓、眼、咽頭部の異常など自律神経症状を中心とするバレー・ルー症候群と呼ばれる症状もあります。
今回は、バレー・リュー症候群の診断の際のポイントや症状の性質や治療方法の内容、さらには後遺障害等級との関係について解説していきます。
バレー・リュー症候群とは1926年から1928年にフランスのバレーとルーにより報告された症候群のことをいいます。痛みにプラスして、筋肉の凝りや耳鳴り、めまいなどのあらゆる症状が確認されているものですが、首の損傷により、自律神経(主に交感神経)が直接か間接的に衝撃を受けることで生じると考えられています。
一般的には正確な診断が難しいといわれていますが、診断する際のポイントとして、
などが挙げられます。自律神経の中枢がある脳幹を栄養している椎骨動脈に対して血流不全を発症するような頸椎の時間に応じての変化が認められる際には、可能性は高いといえます。
3.バレー・リュー症候群の症状について
バレー・リュー症候群の自覚症状については主に以下のようなものが挙げられます。
バレー・リュー症候群の治療は一般的にむち打ち症(頚椎捻挫)の治療に準じるように行われていますが、いくつかの異なる治療法が存在します。
(星状神経節周囲に対して局所麻酔剤を注射し、交感神経節の働きを軽減させて症状改善を促すものです)。
一般的に交通事故施術は、健康保険の施術より手厚いものが採用されています。 しかし、健康保険同様、施術の種類、療法は限られたものであり、特殊なものは含まれていません。
普通に転んだ場合よりも損傷のダメージが大きく、広範囲にわたり痛みが生じます。瞬間的な衝撃であり、外力が大きいので治りにくく、再発もしやすいといえます。10年後30年後になってから再度出てくることも実際にあります。
治る時間も通常の怪我より長くなることがあります。交通事故の特徴として局所部分に外力が鋭角に加わることが挙げられます。このような衝撃により、通常の治療によっては回復しないことが考えられます。
後遺症が残ってしまい、その後に再発してしまうケースが多々あります。そして、その患部が前よりも弱くなるようなことが見受けられます。通常の治療で治癒した場合は再発しやすく、一時的な治癒後にアフターケアを行わない場合は古傷になりやすいといえます。
交通事故に見舞われる前の健康なときに戻す権利が生じます。そこで、一般的に社会通念上妥当と思われる範囲で保障されるという考え方が適用されます。例えば、故意や自身の都合で通院などを行わず治癒しない場合などは、保険対象外となる可能性があります。そのため、注意が必要になります。
自賠責保険を適用した際は、車や自転車などの修理代である物損治療費以外に慰謝料が支払われます。これは患者の肉体的、精神的苦痛の代償とされています。
基本的には、4,200円×通院日数という計算により金額を算出していきます。事故による衝撃が強くダメージが深い人ほど通院が必要になるという考えのもと算定されます。その他にも加算されるケースがあるので詳細は交通事故相談窓口へ相談されるといいでしょう。
被害者の権利としては、事故前の状態に戻すことや、治療費に関する費用や休業補償を加害者もしくは損保会社に負担してもらうことが挙げられます。また、自分が通院したいと考えている医療機関で治療ができます。そして、義務としては、体が前の状態に戻るよう治療を積極的に受けながら、早く回復するよう努力するというものがあります。
損保会社と連絡する上で注意すべきことはいくつかあります。
途中で通院をやめた場合は治療の意思がないと見なされます。また、1ヵ月以上通院がないと強制的に治療終了とされる可能性があります。
治療3カ月を経過した時点で、保険会社の方から治療終了の打診があります。完全に事故前の状態に戻っていないのであれば、必ず治療継続の意思を伝えましょう。
当院で治療を受けつつ、整形外科で月1回の回復具合を検査する患者も大勢いらっしゃいます。
同一日の掛け持ち治療でなければ全く問題ありません。
患者様の交通事故後のお悩みに対して同じ目線で、丁寧にお答えさせていただきます。どんな些細な悩みでもご相談ください。長野で交通事故治療はアップルカイロにお任せください。
※ 体質や症状には個人差があります。結果を保証するものではありません。
こんな症状は治るのか?治療は受けているが効果があがらないのはなぜ?
どんな治療をするの?矯正って痛くないの?
他で治らないと言われたが本当に治す方法はないのか?
手術を勧められたが、他の方法はないのか?
などなど……
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